2016年12月31日memo
海外生活にも大分慣れてきて、12月で仕事の年度も終わる今日、大晦日。
2016年は自分のキャリア形成の大きな肥しになった年
- 死んでも守れ中国人の面子
- やらない事を決める
- 主役は現場
- 企画3割、運用7割
- 運を支配するということ
1. 死んでも守れ中国人の面子
もともと建前と本音を分けて話をするし、教養のレベルもかなりバラバラ、
もちろんバックブラウンドも自分の想像を超えてくるので、
「常識」なんて概念なんてある前提で生活をしていると気がおかしくなってしまう国。
ルールなんて有るようで、無いような場面もある中で、
やはり根底にあるのは、個人間で如何に関係性を作れるかがかなり大きい。
結局はこれに始まり、これに終わる気もしている。
関係性作りの中で、絶対に守らなければならないのは面子(特にこの国)。
対面する人間だけではなく、間接的にも影響を与えてくる、
相手の品位を傷つける発言は会社内・外問わず自分の品位も下げる。
関係性は血管の様なもの。
苦い経験ではあるが、大変勉強になりました。もう経験したくない!!
2. やらない事を決める
仕組みを作る事、己の力量に依存しすぎる企業はスケールしない。
仕事の下流工程から段階的にやらない事を増やしていく。
- 2017年中に、通常PR業務は発注から納品は全て現場スタッフに権限を委譲
- 基本的なクライアントとの調整業務はやらない
- クリエイティブ案件のみ、陣頭指揮をとって進める
- 提案資料の制作もやらない
(フルで書き上げる資料は既に無くなったので、企画コンセプトの書ける人材育成) - 営業が結果を出しやすい商材の開発
- 営業リスト作りの活動
- モチベーション向上の為のルール作り
- セミナー(社員教育)の実施
3. 主役は現場
2.の話題と根本は一緒なのだが、現場の子達が自分で判断して、
達成感を感じてもらえる仕組みを作る事が非常に大切。
自分が現場に介在しなくても、部下が自分の会社のブランドを背負って、
新たな会社の顔となり、お客様に喜んでいただける状態。
そしてこの考えを持つマネージメントスタッフをどれだけ増やせるかが
非常に重要である。
そういう意味では、マネージメントスタッフにはマネージメント技術はもちろんだが、
根底に経営者意識を芽生えさせる事が非常に重要なのだと感じる。
4. 企画3割、運用7割
人は何に心を揺さぶられるのか、「行動の結果」に対して感動を与えるのではないか?
志がいくら高くても、行動が伴っていなくては、口だけと言われたり、
信頼性は気づく事はできない。
仕事はお互いの信頼関係で創造されるものである。
面白い事を考えらえるだけではお話にならないのである。
とっても当たり前、だけどこの運用部分を毎回120%に持っていく事がとても難しい
・人材の問題
・仕事の量
・プロジェクトの難易度 / 習熟度
・外的な要因
スタッフのミッションの明確と何が「プロフェッショナル」なのか。
行き着くところはやはり人材教育になるのだと実感した。
5.運を支配する
物事の引き際、欲に囚われてないか、驕っていないか。
流れを読んでいるか、読もうとしているか。
達成した目標や過去の成功体験に囚われていないか。
自分が何者なのかを客観的に把握できているか。
来年も気を引き締めて行こうと思います。